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変性意識と瞑想

人が何気ない生活のなかで出した決断で、
理性的に判断したと思われるようなことでも
その実とくに理由もなくなんとなくで
決めているということがあります。

 

多くの人々の上に立つリーダー的存在の
人ですら、理性的に見える決断の中に実は
無意識が働いているということも
ありえるのです。こういった人の心理状態は
特に重要になってきます。

何となく決めたことで組織や国が大きく
左右されるかもしれないのですから。

 

変性意識とは「日常的な意識以外の意識」、
つまりは瞑想状態や催眠状態の
ことといえるでしょう。

これは1969年にチャールズ・タートという
博士によって有名になった言葉ですが、
こういった非日常的な意識を日常的に
応用し上手く利用できるようになれば、
自分の潜在意識を活性化させ開花させていく
ことが出来るかもしれません。

 

 

変性状態と瞑想について

先ほども言ったように変性状態というのは
ある種の瞑想をしている状態のことですが、
これは日常ではなかなか感じられない
神秘体験ともいえるでしょう。

ある宗教団体では、この瞑想状態というのを
簡単な動作で他者にかけることによって、
より話を信じ込ませ洗脳を行っていたと
されています。

そしてその洗脳をより
助長させるために違法薬物を投与し強制的に
変性意識状態を作り出していたのです。

 

今のは変性意識を強制的に呼び覚まし
悪用していた悪い例ですが、
決して変性意識状態自体が悪いものでは
ありません。

これはヨガなどでもよくつかわれていて、
ヨガのストレッチや腹式呼吸などで深い
変性意識状態を生成することができるのです。

 

なぜストレッチでそういった意識を
もたらすことができるのでしょうか?

 

実は先ほど書いた違法薬物ですが、
そういった薬物は主に脳に働きかけて
脳内麻薬を分泌させる作用があり、
一種の麻酔をかけた状態を引き起こすのです。

全身運動のストレッチなどでも自然に
ドーパミンなどの麻薬物質を出すので、
ストレッチは有効な手段といえるでしょう。

 

 

メカニズムについて

瞑想は乖離状態といって、意識と肉体とが
離れているという意味なのですが、
この状態を作り出すことができれば
変性意識の状態を作り出すことが
可能と言えます。

 

しかしこの状態を作り出すことは非常に
難しく、意識を感じながらも肉体を
感じないというのは、例えば意識が
残るように全身を麻酔したり、
なにかしらの薬物に頼らなければ
いけないかと思うかもしれませんが、
筋肉を極限まで酷使した時も似たような
状況を作り出すことができ、
脳内物質を分泌させ変性意識状態を
作り出すことが出来るのです。

 

しかし普通座りながら行う瞑想と、
全身の筋肉を酷使する運動をどう一緒に
行えばいいのでしょうか?

 

ヨガではまずハタ・ヨーガとよばれる
全身運動を行い、全身の筋肉を強く
刺激することによって脳内麻薬を分泌させ
その後にクンダリニー・ヨガとよばれる
瞑想に入るのです。

 

座禅にも同じような効果があり、
座禅による座り方で腰や足の筋肉を
強く刺激し変性意識状態を作り出すのです。