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実年齢と魂年齢

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幸せを引き寄せる

大人だけど子供?子供だけど大人?実年齢魂年齢とは

 

年齢は若いのに落ち着きがあり、しっかりした考えがある人。

逆に壮年なのに思考が子供っぽい人など

世の中には実際に経た年齢とずれた精神性を示す人が少なくありません。

 

人はそれぞれ特性や個性があり

それらの形成は生育環境や

その後の教育環境が影響していると考えられています。

しかし、実はこれらの要素は現世だけで決まりはしません。

前世、いえそれ以前から続く魂の年齢によっても異なってくるのです。

 

基本的に、肉体と魂は根本を異なるものとし

有限な肉体と比べて魂は不滅のものだと考えられています。

有限の肉体に宿り、使命のある期間を全うして離脱

そして新たな肉体に宿るという繰り返し

すなわち「転生」を続けています。

 

何度も転生した魂はより年上で格も高く

一方で発生したての魂は若く経験が浅いのです。

 

当然、多くの回数に亘り肉体に宿った魂は経験が豊富で

人生にある困難の乗り越え方や幸せへの道のりなどを

おのずから知っているのです。

 

逆に若い魂は初体験が多いので

感情のコントロールが効かなかったり失敗を恐れる

など未熟な面が目立つのです。

 

 

7段階に分解される魂年齢

魂年齢は生物と同様、生まれから

・乳児期

・幼児期

・青年期

・成熟期

・老年期

と過ぎていきますが、異なるのはそこから

超越期、無限期というものが存在する点です。

 

更に、乳児期を一回経験したので次回の転生は幼児期

というわけではなく、乳児期を幾度も経験して深く学び

そのあとに幼児期をまた何十回と経験する

といった具合に、非常に長いスパンをかけて

少しずつ大人になるのです。

 

乳児期から老年期の間の性質の発達に関しては様々です。

未発達のままだったり、性的倒錯を好んだり

自己中心的になったり、名誉などの自分のステータスに執着したり

逆に安定を好むようになったりと

人間の成長による相違点と同様

魂の性質も異なっていきます。

 

そしてこれらの段階も非常に多くの回数

それこそ気の遠くなるような長い繰り返しを経て

超越期や無限期に入ります。

 

そうすると、魂は崇高な物へと変化を遂げるのです。

自身も含め、いま現世にいる人の魂がどの段階なのか考えてみると

実年齢に関係なく未熟で愚かな人は「魂が若い」

賢い・尊敬されるような人には「いくつもの段階を経た、老練した魂」

というように捉える事が出来ます。

 

 

実年齢ではなく魂年齢を見る

魂年齢と言う概念は、頭で理解はできるものの

前世や魂というものははっきりと目に見えず

己の感覚的なものでしか計る事は出来ません。

 

見分け方としては、何となくこの人とは考えが近い

価値観が一緒だと思ったら

魂の成長段階が同じ程度の確率が高いです。

 

魂年齢も近いということは

いわゆるソウルメイトの可能性も高いので

互いに魂の成長を促進出来ます。

 

人生の節目に出会う人は

そういった特性を持つ人が多いので

注目をしてみるといいでしょう。

 

 

生きていると魂年齢が似た人だけでなく

魂年齢がだいぶ離れた人とも会う事になるでしょう。

そうした人たちからも、様々なものを吸収できます。

 

 

実年齢と魂年齢は、名前こそ似ているものの

概念としては全く異なり

成長を異にするものという事実が理解できていれば

後輩や自らの子どもでさえも自身よりも格が

上の魂を持つ可能性がある

と言う事が分かるため立場や年齢に関係なく

相手から多くのことを素直に学べるようになるでしょう。

 

逆に先輩、親などの未熟な面が見えたときも

魂年齢が若い人物として認識し

広い心を持って許容する、という精神を形成できます。

 

 

今、一生懸命に生きる事

魂がステップアップするためには

現世を懸命に生きることが必要です。

 

自分の魂の段階をゲームのように知る事は不可能ですが

克服した試練の数によって魂は磨かれます。

人生に立ちはだかる困難は

魂の成長を促す試練だと捉えてください。

逃げる事も、止まってしまう事も悪いことではありません。

長い時間がかかったとしても

乗り越えることで必ず魂は成長します。

 

また、肉体的な成長が自分一人ではなく

周囲に支えられて成されるように

魂の成長も一人ではなく周囲の魂と

共鳴して行われるものです。

 

辛い体験や楽しい体験、怒りを覚える体験など

様々な内容を通して周囲の人と影響しあい

魂が磨かれて行きます。

 

自分の周りの人全員が

何かしら魂のレイヤーで繋がりがある事を受け止め

周囲から学んだり

感謝の気持ちを忘れずに過ごす事が肝要です。